
日本最初の世界遺産、法隆寺
奈良県斑鳩町にある、聖徳太子ゆかりの寺院、「世界最古の木造建築」で有名な「法隆寺」に行きました。

最寄り駅からは少し歩きます。(最寄りのJR法隆寺駅からは徒歩20分ほど。バスだと14分ほど)
はやい目の時間(午前9時)に拝観したからか、観光客は疎らでゆったりと回れました。
拝観料は2000円と少し高い目かと思いましたが、国宝の数の多さから考えるとまぁ妥当かもしれないと思えるかもしれません。
拝観料金を支払うとチケットがもらえるのですが、3箇所(西院伽藍、大宝蔵院、東院伽藍)とそれぞれチェックが入るので、買ったチケットは無くさず持ち続けてください。

建物の中は撮影禁止の場所が多いので、建物の外側からの写真のみとなりますが、ほとんどの建物が国宝もしくは重要文化財となります。
五重塔は木造五重塔として現存世界最古の塔とのことです。(飛鳥時代・国宝)
その横には金堂と呼ばれる建物があり、こちらも飛鳥時代に建てられた国宝とのことです。中には釈迦三尊像(国宝)、薬師如来像等(国宝)、阿弥陀座像(重要文化財)、四天王立像(国宝)等が安置されています。

少し奥に行くと大宝蔵院があり、中は美術館のように新しい建物に改装されていました。ガラス張りのショーケースの中に飛鳥時代からの国宝が並んでいました。
中には教科書に載っている有名な玉虫厨子や百済観音像等、数々の国宝や重要文化財が展示されていました。
玉虫厨子については、現在では羽の部分はほとんど失われているとのことですが、展示してある手前に透かし彫りの金具に並べられた玉虫の羽の展示がありわかりやすいと思いました。(それがないと、どこに玉虫が使われているの?と感じたので)
七星剣で刀身の形状が完全に残っているものは日本で4振りしかないそうですが、その1本も展示されていました。パンフレットにもサイトにも情報はなかったですが、他にも国宝や重要文化財がありすぎてそこまでプッシュされていないのか…。
国宝・重要文化財の建築物だけでも55棟。仏教美術品も国宝だけでも38件・150点、重要文化財まで含めると約3,000点とのことなので、ものすごい量です。
一旦門を出て参道を歩くと、東院伽藍という別のエリアに移動します。そこには夢殿という八角円堂のお堂があります。(奈良時代・国宝)

- 建物も宝物も国宝や重要文化財が盛り沢山です
- その割に観光客も少なくゆったりと回れます
公式サイト 法隆寺
住所 | 〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1 |
公共交通機関からのアクセス | JR法隆寺駅から徒歩20分・ もしくはJR法隆寺駅からバス「法隆寺参道」行き法隆寺参道下車 JR王寺駅(北口)よりバス「国道横田・シャープ前・法隆寺前」行き 法隆寺前下車 |
開館時間 | 午前8時~午後5時 2/22~11/3 午前8時~午後4時半 11/4~2/21 ※受付は拝観時間終了30分前まで |
休館日 | 年中無休 |
観覧料 | 大人・大学生・高校生 2,000円 / 中学生 1,700円 / 小学生 1,000円 / その他割引あり |
※情報は2025年5月現在のものです。詳しくは公式サイトをご参照ください