うちの子が大好き 小学校低学年にオススメの児童書
かいけつゾロリシリーズ
幼稚園児から小学生の定番の児童書ではあまりにも有名な「かいけつゾロリ」シリーズです。我が家の子供たちも大好きで、新刊が出たら買ってほしいとねだられます。
長文を読むのがまだ苦手な低学年の間でも、漫画調のイラストと吹き出しコメント、ゾロリたちの読者に語りかけるような発言、途中で間違い探しや迷路などが出てきたりと飽きさせない工夫がたくさんあります。
過去の本に出てきたキャラクターや関係性もあるので、1作目から続けて読むほうが良いかもしれませんが、前編・後編と続きになっているもの以外であれば、基本的には1話完結なのでどこから読んでも楽しく読めます。
- 子供が読書をはじめるきっかけとしてオススメ
- 話が1冊完結なのでどこからでも読める(前後編など2冊で完結のものもあります)
- イラストが割と多い目なので、細かい文字を読むのが苦手な小学校低学年にもオススメ
公式ページ かいけつゾロリ オフィシャルサイト(ポプラ社公式)
ジャンル | 冒険・コメディ |
対象年齢 | 幼稚園児~小学校 低・中学年 |
作者 | 原ゆたか |
巻数 | 既刊74巻(2024年4月15日現在) |
グレッグのダメ日記シリーズ
お金持ちになりたい!人気者になりたい!もてたい!という願望のある12歳の主人公グレッグ君が書く日記というスタイルの内容です。
我が家の次男が「グレッグにものすごく共感できる」と絶賛の本です。兄に虐げられ、弟のほうがちやほやされていると思っている主人公を自身に投影しているそうです。(親としては3人とも同じように接しているつもりなのですが…)
国は違っても小学生あるあるは同じようで、小学生が共感しながら笑える内容となっているようです。
英語の児童書の翻訳版なので、横書きとなっています。
- 日記形式の文章が読みやすい
ためし読みができる公式ページ グレッグのダメ日記 オフィシャルサイト(ポプラ社公式)
ジャンル | コメディ |
対象年齢 | 小学校 中~高学年 |
作者 | ジェフ・キニー |
巻数 | 既刊18巻(2024年4月15日現在) |
おしりたんていシリーズ
やわらかい・かわいい絵柄と、おしりというテーマの下品さギリギリセーフ(アウト?)を狙った人気シリーズです。
幼稚園児から読める絵本のシリーズと、小学生向けの読み物のシリーズがあります。ここでは読み物シリーズの方を紹介しています。
当初スマートフォン向けインタラクティブ絵本だったと思うのですが、書籍になってからも推理・謎解き要素があったりと、物語だけでは無くゲーム感覚で楽しく読める点がおもしろいと思いました。
- 一方的に読むだけでなく少し考える要素があるのが面白い
- 少々お下品ですが、そこが子供受けが良い
公式ページ おしりたんてい オフィシャルサイト(ポプラ社公式)
ジャンル | コメディ |
対象年齢 | 小学校 低学年 |
作者 | トロル |
巻数 | 既刊11巻(2024年4月15日現在) |
おばけずかんシリーズ
1冊の中でいくつかのおばけ(妖怪など)を紹介する短編集です。カテゴリはホラーになりますが怖い内容ではなく、少し怖がらせてそのおばけに対応する方法が書いていて、最後はホッとできます。
昔からの言い伝えの定番の妖怪から、そんなハイテク機器専用の妖怪がいるのかというコメディータッチのものまで色々出てきます。
巻数は多いですが、それぞれの話はつながっていないので、興味のある内容のおばけが出ている巻から読むのもいいと思います。
- 1話分は短いので、文章を読むのがまだ苦手な低学年にオススメ
- 怖いのは苦手だけどちょっと怖い感じを味わいたい子にもオススメ
公式ページ おばけずかん オフィシャルサイト(講談社公式)
ジャンル | ホラー・コメディ |
対象年齢 | 小学校 低学年 |
作者 | 斉藤 洋、宮本 えつよし |
巻数 | 既刊36巻(2024年4月15日現在) |
ほうれんそうマンシリーズ
「かいけつゾロリ」シリーズつながりで、「ほうれんそうマン」シリーズも紹介します。
私自身が子どもの時に読んだ記憶では「あれーゾロリって悪役じゃなかったかなぁ」と思っていたのですが、それは当時この本を読んでいたからでした。
作者はみづしま志穂先生で、絵が「かいけつゾロリ」シリーズの原ゆたか先生というタッグで書かれている児童書です。
現在、新品は在庫なしの店が多いので中古品でないと手に入らないかもしれません。
Amazonへのリンク へんし~んほうれんそうマン
ジャンル | 冒険、コメディ |
対象年齢 | 幼稚園児~小学校 低・中学年 |
作者 | みづしま志穂、原 ゆたか |
巻数 | 全7巻 |