歴史の勉強としてオススメしたい 幕末が舞台のマンガ
JIN―仁―
南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。
Amazon 書籍紹介
ドラマ化にもなった人気作です。現代から幕末へタイムスリップした医師が様々な病気や怪我をした人を助けるという内容で、完全にファンタジーですが、幕末の人たちの暮らしぶりや病気の話、また現在の医学の知識があればどう助けることができるのかというのがおもしろいです。
- ファンタジーだが、医学史・幕末史の監修も入っていて、背景もしっかりとした内容
- 歴史漫画としてだけでなく、医療漫画としても楽しめる
無料で読める発行元サイト ヤンジャン！
Amazonへのリンク JIN-仁-
だんドーン
龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!
Amazon 書籍紹介
人気漫画「ハコヅメ」の作者 泰三子先生の新作です。主人公のモデルとなった人は「日本警察の父」と呼ばれる川路利良です。はじまりの段階では西郷隆盛と仲良しな感じですが、歴史的な流れを考えるとこれから色々あるんだなぁと思うところです。絵も現代的で読みやすく、キャラクターたちが魅力的で、漫画としてもとてもおもしろく読めるのでオススメです。
- 真面目な話の合間にもコメディ要素が入ってくるので飽きることなく読める
- 露骨な性的な表現はありませんが、細かい下ネタがある
無料で読める発行元サイト コミックDAYS（講談社）
Amazonへのリンク だんドーン
風雲児たち 幕末編
天下分け目の「関が原の戦い」で徳川家康が日本を統一、それ以来の歴史を描いたのが「風雲児たち」。その続編「幕末編」がついに単行本化。風雲、急を告げる幕末に、井伊直弼が大老に、そのとき…。
Amazon 書籍紹介
「歴史の勉強の一環としてオススメしたい 江戸時代が舞台のマンガ」で紹介した「風雲児たち」の続編…というか、そもそも最初はこの幕末編を書く予定の中、流れを描くために関ケ原の戦いからの説明が必要ということで、ようやく本編が始まったというべきでしょうか。幕末の様々な人の思惑や流れなどが一通り読めます。残念ながら作者のみなもと太郎先生が2021年に亡くなられて、未完のまま「風雲児たち 幕末編」は終了しています。
上記の表紙の絵がリアルなイラスト風になっていますが、中の漫画は表紙右下のイラストのテイストです。
無料で読めるサイト ピッコマ
Amazonへのリンク 風雲児たち 幕末編